KiCad

最近,いろいろな工作の希望が並走していて,とっ散らかっているのですが,表面実装部品も多くなってきたこともあり,プリント基板の自作を考えたいと思っています.最終的に安定したところでは,基板会社に頼めば便利なのですが,実験レベルでは,自分でもエッチングをやってみたいところです.
どちらにしろ,基板CADが必要になります.巷では,EAGLEが鉄板だったのですが,契約条件が色々あり,趣味用途では,基板サイズが限られているのと,商売に使ってはいけない,という制限があります.特に,ビジネスにするつもりは無いのですが,実費で配布しても文句を言われそうな気がしたので.
一方,ここ数年,CQ出版が一押しにしている基板CADはKiCadです.何よりも楽しいのは,ソースも開示されていて,Linux版もあることです.自分でソースをいじることは無いとは思いますが,古い人間としては,なんとなく安心感があります.また,最近の版では,ライブラリをgithubでworld wideで共有,配布する方向になってきており,それも便利そうに感じている次第です.
とりあえず,トラ技スペシャルをながめてサンプルを試そうとしていますが,あれは旧い版のKiCadをベースにしているので,注意が必要ですね.

2 thoughts on “KiCad

  1. 非商用というのは金銭のやり取りが一切出来ないレベルみたいですね。サブスクリプション版の年16kはちょっと高いです。私もKiCAD使ってみようかなあ。

    1. EAGLEは,厳しくなりましたね.
      KiCadは,フットプリントが決まらないうちから回路図は引けるとか,いろいろ実用的な面も考慮されているので,良いかも知れません.