PFR-3A:SWR計のLEDは,取り付けミス
昨晩,帰宅後にPFR-3AのSWR計のLEDの電流制限抵抗を小さな値に変更したのですが,全く明るさは変わりませんでした.これは?もしかするとLEDが逆向きに接続されているかも?との疑念が湧いてきました.LEDと直列に整流(検波)用のダイオードが接続されていますが,ある程度の電圧までは逆向きにも若干電流が流れるので,現状LEDが暗く光るのも説明がつきます.ということで,ここから大変面倒な作業開始です.LEDは基板からケースに直接顔を出しているので,基板をケースからとりはずす必要があります.また,PFR-3Aの基板はスルーホール基板なので,部品をはずすのも結構厄介です.以前,470Ωの抵抗を入手するために買った高輝度LEDを代用品として使うことにして,現状のLEDは足を切り飛ばし,一本ずつハンダゴテで熱してはずし,基板の穴をきれいにして,新しいLEDと交換.LEDの直径が若干大きく,ケースの穴からきちんとは顔を出しませんが,多少奥まっていた方が,明るいフィールドでも確認がし易いので良しとします.ケースを組み上げる時間も惜しんで早速電源を入れると,なんと,とても明るく光ります.チューニングつまみを回すと,結構センシティブではありますが,ある程度の長さのワイヤーが接続されていれば,きちんと消灯するポイントがみつかります.キットに入っていたLEDは赤だったのですが,今回交換した高輝度LEDは黄緑色で,さわやかな?仕上がりになりました.
で,なぜ,LEDの向きを間違えたか?の分析ですが,まず,説明書では,LEDのフラットな面を基板のシルクに合わせることになっています.しかし,同梱されていたLEDはまん丸でした.二番目の原因としては,普通はLEDのアノードの方が足が長いので,それを信じて回路図を眺めて,正しそうな向きに差したのですが,それが敗因だったかも知れません.海外のLEDでは,足の長さでアノード,カソードを判断すると間違える,という情報もウェブサイトでみつけました.やはり,後々の手間を考えるとテスターで確認すべきでした.
とりあえず,SWR計は明るく点等する様になったので,今後の運用が楽しみです.