がっかり(Baby Black Widow Portable Paddle)
昨日,喜んで注文した”The PFR-3 Baby Black Widow Portable Paddle”ですが,今日になって,もう,作ってないのでキャンセル,費用はPaypal経由でrefundする,という連絡が来ました.良さそうだったのに残念です.他に良い電鍵は無いかなぁ?
昨日,喜んで注文した”The PFR-3 Baby Black Widow Portable Paddle”ですが,今日になって,もう,作ってないのでキャンセル,費用はPaypal経由でrefundする,という連絡が来ました.良さそうだったのに残念です.他に良い電鍵は無いかなぁ?
もともと,PFR-3Aには,パドルのオプションがありました.ElecraftのKX-1と同じ様な感じでケース手前にくっつく感じです.が,残念なことにこのオプションは現在ディスコンになっています.そこでYahooのグループでも話題になっていて,ehamでのレビューでも評判が良いのが,表題のpaddleです.ちょっと大きい様な気もしたのですが,DXでも$50くらいで入手可能なので,とりあえずpaypalで注文してみました.来るのが楽しみです.
日曜日は,朝からPFR-3Aで遊びました.昨晩遅くまで一気に仕上げたので,後半は若干雑な部分もありますが,良しとします.一番気になっていたのは,BLT (Balanced Line Tuner)の出来というか動き,効果です.特に40mでは,半端な線ではなかなかSWRが下がらないことがありますから.
英語の説明が表面的で,なかなか仕組みが頭に入らなかったのですが,どうやら,背面のスイッチはbalanced lineとcoaxialを切っておく側に倒すのがデフォルトの様です.最近,Yahooのメーリングリストでも同様のことではまっている人が居ました.
SWRを示すLEDについては,反射波が大きい(SWRが高い)間は光る,というのを逆に勘違いして,明るく付くポイントを探してしまいましたが,coaxialの方でダミーロードを付けたら消灯したので気がつきました.
受信チューニング用バリコン(RX PEAK)を調整して,更に,LOADとTUNEも,信号音(雑音でも良いかな)が大きくなるように調整してから,BLTもTUNE側にして電鍵をキーダウンすると,初期値としてはかなり良いところへ行く,ということもわかりました.
赤,黒の双方に10mくらいの線を付け,赤の方は窓枠の上をはわせてテストしたのですが,20m, 30, 40mのどれも結構良い受信感度でした.マイコンのせいか,あるいはDDSのせいかよくわかりませんが,Sierraに比べるとノイズが高い気がします.でも,手軽さは上ですね(キーヤーとチューナー内蔵ですし).
途中から,エネループ8本を内蔵して,そちらでテストを続行.メッセージも2種類だけ記憶できるということで,CQ CQ …を覚えさせました.再生すると,普段自分が売っているのとはペースが違って,自分の誤り?に気がつくという落ちもありましたが.
申請が済んだら,屋外へ連れ出して送信込みの実験をしないと.
(QRPについては,包括免許にしてくれると嬉しいのですが)
土曜日は運動会に応援に行く予定が入ってますが,出発前のちょっとした時間を使って,庭でケースにクリアラッカーを吹き付けました.加減がよくわからず,一部偏った吹き付けになったところは白濁しましたが,乾燥すると透明に戻り一安心.一度に厚塗りをするのは良くないので,帰宅後に二度目を吹き付けることにします.
で,二度目の吹き付けはイマイチでした.小さいケースだから100mlのスプレーを用意したのが良くなかったか,あるいは,一度目の攪拌が弱かったか,二度目はなんとなく霧がボッテリしていて,吹き付けた表面が梨地みたいになってしまいました.しかも,ところどころにはやや大きめの粒子がついている感じです.そうこうしている内にスプレーが空になり,乾燥後に改善することに期待します.
夕方も別件の用事があり,帰宅後に続きの作業を再開.470Ωの抵抗は,高輝度LEDとセットでハンズに売っていたので,それを購入したのがあります.抵抗を実装後,最終的なテストをします.これまでテストをして来た006Pでそのまま出力を計測したところ,1Wも出ません.よく見ると,縦ぶれ電鍵をキーダウンした時はLEDが暗くなり,明らかに電源容量不足です(当たり前ですが).ということで,鉛蓄電池に接続を変更してためすと,40m, 30mでは5W強,20mでは7Wくらいという,先人の皆様とほぼ同等の出力が得られました.
テストが終わって安心したところで,ケースへの組込みに進みます.若干生乾き気味…のケースに基板を実装し,各種コネクタ類も取り付けます.電源ジャックは,付属部品が2.1mm版だったので,そのまま利用(別途用意したものはケースの穴に入らなかったです).ワイヤーアンテナ用の端子は,なんとなく加工精度が悪くて気に入らなかったので,別のものに変更しました.ただ,付属品はケースと絶縁する様にモールドされていますが,別途用意したものは,そうではないため若干気になります.とりあえず,しっかりネジ止めすれば大丈夫なので,今回は気にしないことにしますが,もっと良さそうな部品がみつかれば入れ替えようと思います.
付属品の同軸コネクタも若干固いので,本当は入れ替えたいところですが,手持ちが無いのでそのまま使います.
一通り配線を済ませ,バッテリーケースも取り付けると,夜中の12時をまわってしまいました.コイル類がぐらぐらするのは良くないので,高周波ワニスをたっぷりかけて,完成後のテストは日曜日にすることにします.
作業も終盤に差し掛かったので,金曜日の晩は,ケースのデカール貼りをやりました.子供の頃にプラモデルを作った時を思い出させます.自分で切り取らないといけない点が若干異なりますが,ピンセットで水から拾い上げてケースの上に配置し,水気をティッシュで吸い取って固定するというのは同じです.若干傾いたり,ずれたりしても機能がわかれば良い?という割り切りでせっせと作業を完了.一晩乾かしたら,明日はクリアラッカーを散布して保護します.
グループ5の仕上げに入ります.
とりあえず,470Ωの抵抗は入手出来ないまま,先に作業を進めました.
約8mm浮かせてマッチングを表示するLEDをハンダ付けしました.説明書では,フラットな面を基板のシルクに合わせなさい,とのことでしたが,同梱されていたLEDはフラットな面がなく,長い脚がアノードと信じて実装しました.海外の部品はたまに逆のものもあるとのことで,要注意(テスタで確認すれば良かったかも知れません).
5T:25Tのトランスの巻き巻きは,説明があっさりしていて戸惑ったのですが,要するに,基板のシルクの感じで巻けばOKです.これもマニュアルアンテナチューナーのマッチング検出用ですね.
ここから,いよいよ大詰めの大型コイル巻き巻きが始まります.
#24の線も太く(magnet wireという英語表記がどうも苦手です.なんか磁性体で出来た線材みたいに感じるのは私だけ?),取り回しの雰囲気が今までのコイルとは異なります.巻いた線の途中にタップ用の線をハンダ付けするのが,100Wのハンダ付けでも大変,という記事を読んだのですが,意外にあっさりとハンダ付けできました.もしかすると,線材の品質が変わったのかも知れません(自動温度調節付きの半田ごてだと,太線のハンダ付けの際に自動的にパワーアップしてくれるのが効いているかも).
ごつい塊を基板に実装するのが手間ですが,何とか押し込んでハンダ付けしました.少し浮かせるようにとの注意書きがありましたが,全体がごつくて,必然的に浮いてしまうので,心配ありません.
ここまでやって,グループ5の作業は終了.
470Ωをなんとかしないと.
昨晩は,グループ4のコイル巻きから始まりました.
マニュアルには,「このコイルをきちんと巻かないと,規定通りの送信出力が得られないよ」,とかいろいろ注意事項が書かれています.
ゆるく巻くとインダクタンスが増えたりするので,そういうことでしょう.
コイル巻きと実装が終わったら,スライド・スイッチ3個をつけてグループ4は終わりです.ここでは,特にテストはありません.
引き続きグループ5の作業に入ります.
が,最初に取り付ける470Ωの抵抗がありません.パーツリストでは1個なのですが,実際は2個必要な様です.代わり?に1kΩが1本,270Ωが1本余っていますが,特に270Ωが怪しいですね.間違えて入れたのかも知れません.470Ωはデジタル系でもよく使う値の抵抗なので,手持ちがあると思ったのですが,発見できす.とりあえず,その先の2W抵抗,ダイオード,スライド・スイッチ等をとりつけて今日の作業はおしまいです.抵抗をなんとかして入手しないといけません.
グループ3は,部品点数が少ないですが,トランジスタ類がいくつかあり,足を整形しつつ挿していきます.最大のトランジスタはファイナルなのでしょうけど,5Wの送信機ですが特にヒートシンクは無いです.熱容量の大きいパッケージなので大丈夫なのでしょう(一応心配なので,なるべく基板にくっつく形で実装).
コイルを実装する前にグループ3のテストを実施.縦ぶれ電鍵を接続し,デジタルマルチテスターで電圧が規定通りであることを確認.
引き続きグループ4の取り付けに入りました.コンデンサや抵抗類を取り付け,次はコイル巻き巻き,という手前で夜中になり終了.
月曜日は,早く帰宅することができたので,早速続きを開始.昨日の製作でずっと気になっていたphoneとkeyの2.5mmジャックですが,やはり取り付け直すことにしました.サトー電気で入手した物が同じピン配置(3端子のもの)だったので,それを利用.ハンダを吸い取って交換しました.その際に,手前のピンの幅を少しカットして,基板の穴に大きさを合わせました.おかげでスルーホールにすんなりハンダも入り,とても満足のいく仕上がりになりました.やはり,納得行く作りにするのは気持ちが良いものです.
昨日,グループ2の分もある程度製作してあったので,ポリバリコンの取り付けから継続します.PFR-3Aを作成した方のサイトで,2.6mmのネジは別途用意した方が良いように書かれていたので,その通りに用意した2.6mm x 4mmのネジを利用し,確実にセット.バリコンの端子を若干横に曲げる必要がありますが,なんとかハンダ付けできます.
残るは,海外キットではポピュラーなトロイダルコイル巻きです.#30の線は細いので,きつく巻こうとして切らない様にしないといけません.ドーナッツが直立した形で実装されて,たった2本の#30で支えられている姿は,とても心もとないので,完成したあかつきには,シリコンゴムか何かで固定してあげた方が良さそうですね.
グループ2の調整は楽しいです.受信部分が出来たということで,BFOの周波数合わせや,クロックの校正などがあり,無線機らしくなってきます.
日曜日に時間がとれたので,早速製作開始です.部品が揃っていることは確認済みなので,安心して取り組めますが,ダウンロードしたマニュアルを十分に読み込んでいないのが若干気になります.
まずは,グループ1からです.CPUやLED,スイッチを中心としたデジタル系が主体のブロックです.プルアップ抵抗などが集積抵抗を使っていないため,多くの抵抗をハンダ付けする必要がありますが,特に難しいことは無いです.カラーコードが読める方が作業は早いと思います.
イヤフォンや電鍵用の2.5mmジャックの取り付けが若干困りました.
前評判でも,基板の穴が小さくて入らないという噂がありましたが,自分のもそうでした.最初は,基板の穴を丸棒ヤスリで広げようとしたのですが,なかなかうまくいかず,とりあえず無理に押し込んでハンダ付けしました(後日交換する羽目に).
あとは,丸いセラミックコンデンサのピン間隔が穴より広いため,実装に苦労しました.不精しないで,別の104を用意した方が作業が簡単だったかも知れませんが,とりあえず,ついてきた部品を尊重ということで.あと,いくつかのケミコンは手持ちのものと置き換えました(なんとなくですが,趣味のものなので).
表示用の7セグLEDは,基板の裏側に足が1/16インチ出るように浮かせる等,多少面倒なこともありますが,なんとかなる範囲です.
ATMEGAを挿したら,いよいよグループ1のテストです.
意外にあっさりと動きました.周波数カウンタで計測すると若干(200Hz程度)ずれていますが,1kHz以内ならば良いみたいです.