昨晩は,グループ4のコイル巻きから始まりました.
マニュアルには,「このコイルをきちんと巻かないと,規定通りの送信出力が得られないよ」,とかいろいろ注意事項が書かれています.
ゆるく巻くとインダクタンスが増えたりするので,そういうことでしょう.
コイル巻きと実装が終わったら,スライド・スイッチ3個をつけてグループ4は終わりです.ここでは,特にテストはありません.
引き続きグループ5の作業に入ります.
が,最初に取り付ける470Ωの抵抗がありません.パーツリストでは1個なのですが,実際は2個必要な様です.代わり?に1kΩが1本,270Ωが1本余っていますが,特に270Ωが怪しいですね.間違えて入れたのかも知れません.470Ωはデジタル系でもよく使う値の抵抗なので,手持ちがあると思ったのですが,発見できす.とりあえず,その先の2W抵抗,ダイオード,スライド・スイッチ等をとりつけて今日の作業はおしまいです.抵抗をなんとかして入手しないといけません.
グループ3は,部品点数が少ないですが,トランジスタ類がいくつかあり,足を整形しつつ挿していきます.最大のトランジスタはファイナルなのでしょうけど,5Wの送信機ですが特にヒートシンクは無いです.熱容量の大きいパッケージなので大丈夫なのでしょう(一応心配なので,なるべく基板にくっつく形で実装).
コイルを実装する前にグループ3のテストを実施.縦ぶれ電鍵を接続し,デジタルマルチテスターで電圧が規定通りであることを確認.
引き続きグループ4の取り付けに入りました.コンデンサや抵抗類を取り付け,次はコイル巻き巻き,という手前で夜中になり終了.
月曜日は,早く帰宅することができたので,早速続きを開始.昨日の製作でずっと気になっていたphoneとkeyの2.5mmジャックですが,やはり取り付け直すことにしました.サトー電気で入手した物が同じピン配置(3端子のもの)だったので,それを利用.ハンダを吸い取って交換しました.その際に,手前のピンの幅を少しカットして,基板の穴に大きさを合わせました.おかげでスルーホールにすんなりハンダも入り,とても満足のいく仕上がりになりました.やはり,納得行く作りにするのは気持ちが良いものです.
昨日,グループ2の分もある程度製作してあったので,ポリバリコンの取り付けから継続します.PFR-3Aを作成した方のサイトで,2.6mmのネジは別途用意した方が良いように書かれていたので,その通りに用意した2.6mm x 4mmのネジを利用し,確実にセット.バリコンの端子を若干横に曲げる必要がありますが,なんとかハンダ付けできます.
残るは,海外キットではポピュラーなトロイダルコイル巻きです.#30の線は細いので,きつく巻こうとして切らない様にしないといけません.ドーナッツが直立した形で実装されて,たった2本の#30で支えられている姿は,とても心もとないので,完成したあかつきには,シリコンゴムか何かで固定してあげた方が良さそうですね.
グループ2の調整は楽しいです.受信部分が出来たということで,BFOの周波数合わせや,クロックの校正などがあり,無線機らしくなってきます.
日曜日に時間がとれたので,早速製作開始です.部品が揃っていることは確認済みなので,安心して取り組めますが,ダウンロードしたマニュアルを十分に読み込んでいないのが若干気になります.
まずは,グループ1からです.CPUやLED,スイッチを中心としたデジタル系が主体のブロックです.プルアップ抵抗などが集積抵抗を使っていないため,多くの抵抗をハンダ付けする必要がありますが,特に難しいことは無いです.カラーコードが読める方が作業は早いと思います.
イヤフォンや電鍵用の2.5mmジャックの取り付けが若干困りました.
前評判でも,基板の穴が小さくて入らないという噂がありましたが,自分のもそうでした.最初は,基板の穴を丸棒ヤスリで広げようとしたのですが,なかなかうまくいかず,とりあえず無理に押し込んでハンダ付けしました(後日交換する羽目に).
あとは,丸いセラミックコンデンサのピン間隔が穴より広いため,実装に苦労しました.不精しないで,別の104を用意した方が作業が簡単だったかも知れませんが,とりあえず,ついてきた部品を尊重ということで.あと,いくつかのケミコンは手持ちのものと置き換えました(なんとなくですが,趣味のものなので).
表示用の7セグLEDは,基板の裏側に足が1/16インチ出るように浮かせる等,多少面倒なこともありますが,なんとかなる範囲です.
ATMEGAを挿したら,いよいよグループ1のテストです.
意外にあっさりと動きました.周波数カウンタで計測すると若干(200Hz程度)ずれていますが,1kHz以内ならば良いみたいです.
PFR-3Aが届きました.4/30にHendricksのサイトで注文したのですが,丁度10日後ですね.発送は5/7くらいにしているみたいです.すばらしい対応の早さです.いろいろなサイトで紹介されている様に,黄色いケースにほぼぴったりサイズのPriority Mailの箱でポストに入ってました.送料込みで$280 (4/30のPayPalの報告では,23,036円).円高で嬉しいこともありますね.
皆様の報告では,不足部品がよくある?とのことで,早速検品しました.紙のマニュアルが一切ついていないので,とりあえずHendricksのサイトからマニュアルをダウンロードし,パーツリストだけ印刷してチェックを開始.なんとなく,設計の全貌が見えて楽しいひと時でもあります.既に基板にハンダ付け済みのチップコンデンサは,値の確認が出来ませんが,それ以外は全て確認.ひとつも不足はありませんでした.セラミックコンデンサに関しては余分が結構入っていました.特にテープになっているタイプのものは,5個とかの単位で多めに入っていました.
あとは,ポリバリコンのネジが短いとか,平衡ワイヤアンテナ用の端子の加工精度が悪いとかいう点は同じ感じです.2.6mm x 4mmのネジは,別途用意した方が良さそう.電源の端子が2.5mmなのか2.1mmなのかは未確認です.
Hendricks QRP Kitsのサイトをながめていたら,Tri-Bander CW transceiverを5月1日までに発注すると,DXへの送料が$30のところ$10にしてくれるとの情報があり,ず~っと悩みました.で,前から気になっていたPFR-3Aも見たら,どうしてもこっちの方が気になり,注文してしまいました.どこが気に入ったかというと,13.8Vじゃなくて12Vで5W出ること,手動ながら簡単なアンテナチューナーが内蔵されていること,です.あと,40m, 30m, 30mという,自分が好きなバンドをサポートしていることもプラスでした.ボタンで周波数変更というのが微妙に寂しかったですが,まあ,良しとします.他の人の評判を読むと,なかなか届かないみたいですが,早く来ないかなぁ...
2アマの試験の日が,ハムフェアと重なっていました.午後の無線工学を早めに切り上げて?電車を乗り継いでなんとか夕方の4時くらいに到着することが出来ました.その時に,GHDキーさんのブースで見かけて購入したのが,このGN807KITです.どんなもんかなぁと触って,気に入りました.当日売りとしては最後のひとつだったみたいです.家に帰って早速組み立てました.加工精度が高いので,とてもスムーズ組み立てることが出来ました.今も,愛用しています.
十数年前に作りました.その当時から新SR-7という名前でした(笑).
途中から6mの方に気が移ったので,あまり活用せずにいたのですが,最近引っ張り出して,「もしかして,未調整だったかたな?」と思って,周波数や,受信感度を調整し直したら,ものすごく感度が良いということに今更ながら気がつきました.アイテックさん,ごめんなさい.付属のビニール線アンテナでも,早朝とかにDXが聞こえてきます.毎朝,出勤前にチェックするのが習慣になってしまいました.ちょっと嬉しい.
2011年の11月くらいにWebで入手可能になっていたので,速攻で買いました.一緒にPower Meterも買えるとのことだったので,それもまとめて.一週間くらいで送られて来たのですが,中身はケース,基板,部品だけで,説明は一切なし.Webサイトからダウンロードしなさいとのことでしょう.Webサイトにおいてある説明書は写真つきで結構充実していますが,手順書みたいな感じは否めません.Sierraのマニュアルの方が,無線機を作りながら調整しているという気分が味わえました(読んでいて楽しいです).マニュアルについては,別の機会にまとめたいと思います.
ご存知の方も多いと思いますが,この無線機は,ディスクリート部品を使って設計してあるので,部品点数が多いです(Sierraは,ミキサにSA612ANを使ったりしています).これが逆に昔のラジオの中身の様な雰囲気を醸し出していて良いですね.
以前,CQの付録で基板が配布されていました.マルツパーツでも入手可能です.FCZコイルではなく,トロイダルを使っているので,海外キットを作成する前の手慣らしとしても良いかも知れません.フルブレークインにすると,リレーがカチャカチャと音がして,精神衛生上良くないですが,CW送信機の基本構成を,学ぶには最適なキットです.馴染み深い2SC1815(と言っても既に保守部品入りしていますが)を使っているのも好感が持てます.