ちょっとアマチュア無線からは話がはずれますが,無線つながりで.
近頃流行のスマフォよりも以前からZaurusを愛用しています.中身のLinuxが開放されていることもあり,未だに使い続けています.ところが,最近になって,So-netからbitWarp(W) PDAが終了する旨のメール連絡があり,更にご丁寧に自宅に電話までかかって来ました.特に割安な代替プランを提示されたわけでもなく困っていたのですが,思い切ってIIJmioを導入することにしました.
とは言っても,ZaurusにSIMが挿さるわけでもありません.以前買ってあったCFの無線LANカード(11g対応)を使って,IIJmioのSIMを使ったモバイルワイヤレスルーターでインターネット接続をする作戦にしました.
素のままのZaurusでは,11g対応の無線LANカードをサポートしていないのですが,さすがにZaurusのコミュニティはかなり繁栄していたので,有志の方が作成されたドライバがあり,しかもWPA/WPA2にまで対応しています.
IIJmioは,最初のころは登録してから使える様になるまで一週間とかかかっていたみたいですが,今はウェルカムパック for イオンというのがあり,即日開通します.近所のイオンの携帯電話コーナーに行くと,ゲームソフトみたいなパッケージに入ったIIJmioが密かに置かれていて,おそるおそる係りの人に渡すと,A4一枚の注意事項を呼んでサインをさせられます.この値段(申し込み3150円,月々945円)でpayするには,あまり手間をかけられないのでしょう.注意事項は,返品不可とかそういう内容でした.購入予定のルーターはL-09Cだったので,様準SIMでOKなことも確認.
翌日,新宿の中古携帯ショップ?でL-09Cを入手し,トンボ帰りして,自宅でIIJmioの登録手続きを完了.ちなみに,このSIMは購入して90日以内にサインアップしないと無効になるそうです.それだけあれば,機器をゲットすることは可能でしょうけど,購入を検討されている方はご注意ください.
L-09Cの設定には,はまりました.L-09Cの設定は,USB経由では不可で,無線LAN経由でしかできません.まずはノートPCに件の無線LAN CFカードを挿して,L-09Cに接続しようと思ったのですが,L-09Cデフォルトの暗号設定WPA2)にノートPCのドライバが対応していなくて接続できませんでした.万事休す,かと思われましたが,驚くべきことにZaurus用のドライバは,WPA2にまで対応しており,ノートPCを経ずにいきなりZaurusで接続して,いっきに解決.慎重にことを進めようとしたのが仇というか,結果オーライと言うか.
bitWarp PDAは公称200kbpsくらいだったのですが,公称128kbpsのIIJmioの方がサクサク動くのは,巷の評判通りです.ついでに,L-09Cのバッテリは予想以上に持ちが良かったのも満足.
どうやら,CQ出版のRF DESIGN SERIESは面白いとわかったので,続けて購入しました.アイコム,アルインコで無線機の設計をされていた方が書かれています.センスアップのタイトル通り,ある程度回路理論がわかった上で読むのがお薦めかと思います.一通り目を通した後で市販キットの回路図を見つめ直すと新たな発見がありそうです.
その後読み進んだのですが,なかなか参考になります.特に各種ダイオードの使い分けの部分はわかり易いです.ゲルマニウム,整流用,PIN,SBDなどいろいろありますが,それぞれの特性に合わせて,送受やバンド切替用,検波用に使い分けることの技術的な説明が記載されていて,とても参考になります.市販のキットの回路を見ても,そのあたりが若干怪しいものが見受けられますね.
どうやらこの本は,出版元のCQ出版ではすでに「品切れ重版未定」状態の様です.Amazonでは,まだ扱っているみたいなので,欲しい方はお早めに.
復調のあたりまで読み進めましたが,やはり楽しい本です.各種検波のこともきちんと説明していますし,実際の回路図も示されていて,回路自体についてはウダウダ説明が無いところが,かえって好感が持てます(その意味では,慣れている人向けですね).おかげで最近は通勤の電車内が楽しく過ごせています.
変復調,検波などのICもいくつか紹介されており.試してみたくなります.
無線関連の旧い本だとどうしても廃版すれすれのTrやDiを使うものが多く,それはそれで楽しいのですが,それ以外でもLA1600とかTA7358を使った情報がほとんどで,バリエーションが欲しいと思っていたところでした.
これからしばらく実験で楽しめそう...
ふらっと立ち寄った本屋で手に取り,中身を見たところ,タイトルのライトさ?の割りに中身が面白くて購入しました.ICOMの方が書かれているらしく,旧い部品じゃなくて比較的新し目な部品を使っていたこと,Tr.のSパラメータを使った話が具体的にでていたこと等が目を引きました.今までの知識の穴が埋まっていくみたいで気持ちの良い本です.
読み終わったら,また感想でも...
8/16に結果通知のハガキが届いていました.試験の時の説明では,8/22とのことでしたが,噂では,8/15に配送して,一週間後の8/22に届かなければ遅配ということらしいです.
貼り合わせたハガキの中に「合格」の文字が.平日二日もかかる試験ですし,費用も結構高いので,素直に嬉しいです.無線協会から来るハガキがアマチュア無線の時と同じ雰囲気だったのが,ちょっと寂しかったです(プロの資格だから,少しは違うかと思ったのですが).
早速,免許の申請手続きをしました.
7月31日の夕方に日本無線協会のサイトで第一級陸上無線技術士試験の解答が公開されました.早速自己採点したところ,法規がギリギリでしたが,何とか合格した気がします.無線工学系は好きでやってるので,楽しく勉強できたのですが,法規はなんとも.
無線工学,法規のどちらでも,アマチュア無線の試験では,A1A, J3E, A3Eが主体ですが,業務資格になると,新しいデジタル系の話が増えてきます.また,今回の試験では無線局の事業を相続したら云々,承継したら云々という,およそアマチュア無線では出てこない話が出てきて興味深かったです.
年末に一アマを取得した勢いで,この7月にチャレンジしてみました.
結果や如何に???
4月28日は一日中用事があったので,29日の午後に少しだけ楽しみました.いろいろ予定が詰まっていて気持ちの余裕が無かったので,CWではなく(笑),6m SSBで参戦.最初は,FT-690mkII(2.5W)の内蔵ポップアンテナで参戦したのですが,どうも感度が悪く,こちらの信号も拾ってもらいにくい感触があったので,途中から,,ミズホのPAN-62sに変更.高く上げたわけではなく,二階の畳に転がした残念な状態だったにも関わらず,何名かの方とコンテストナンバーを交換することが出来ました.弱い信号で聞き取り難い中,お相手をしてくださった各局に感謝致します.
初めて買った市販品の6mリグで,今はなくなってしまったハム月販秋葉原店で買いました.当時は3アマだったのですが,SSBが好きだったので,AMが無いことに気がついたのは,かなり後になってからです.車では10Wの専用リニアアンプも一緒に使いました.ついでに言うと,電鍵を差したのは数ヶ月前.6mでCWの人ってどれくらい居るのでしょうか?
SSBのキットを作ったのは,これが初めてでした.ハンダ付けには自信があったのですが,部品点数が多く,夏季休暇のほとんどを費やした記憶があります.
近所の小高い丘で受信しながら調整したのですが,暑い季節だったためQRHが激しく,難儀しました.
最近取り出して聞いてみたのですが,十数年前と比較してあまりにも交信が少なくてとても寂しく感じています.